活動紹介
2018・2019年度運動の補強に関する件



はじめに
 

   2019年5月1日より元号が「平成」から「令和」に改められました。「令和」には、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように、という願いが込められているそうです。
   しかしながら、現況は、先の楽観できない厳しい環境の中にあります。米国では、トランプ政権発足以降、保護主義的な通商政策がすすめられ、米国経済は堅調に推移している一方、特に中国との貿易摩擦が顕在化しており、将来の覇権をめぐる対立へと発展してきている状況にあります。対立の長期化は、中国に進出している米国企業にもマイナス影響を与え、さらには全世界に波及することが懸念されます。他国でも保護主義的な勢力が力を強めていることや、英国のEU離脱問題、中東や北朝鮮情勢など多くのリスクが顕在化しています。
    2018年後半あたりから日本でも米中貿易摩擦の影響を受けるようになりました。積極的な財政出動などにより、緩やかな回復を続けてきた日本経済ですが、内需に力強さを欠いていることや、10月に予定されている消費税増税の影響、不安定な世界情勢など、先行きには多くのリスクを抱えています。

  国内の労働力不足が深刻化しており、群馬県内でも大きな問題となっています。働き方改革、育児・介護・治療と仕事の両立支援、高齢者・外国人労働者の活躍、男女平等参画社会の実現に向けた取り組みなどに、しっかり取り組むことで「誰もが意欲のある限り、本人の意思に基づき、年齢や性別・障がいの有無・ライフステージにかかわりなく、いきいきとやりがいを持って働き続けることができる社会(エイジフリー社会)」を実現していかなければなりません。

  19回統一地方選挙、第25回参議院議員選挙が終了しました。これらの選挙活動を通じて、我々が学んだこと、それは、投票に行ってもらうことの難しさを改めて実感したことではないでしょうか。残念ながら、どの選挙も極めて低い投票率でした。政治がわれわれの生活に密接にかかわっていること、政治に労働者の目線が必要なこと、そして、組織内議員の活動が電機産業の発展につながることなど、日頃から政治への理解を深める活動が重要であり、それが投票行動につながっていくのだと思います。

  私たちは、昨年の定期大会で決定した2年間の方針である「20182019年度運動方針」をもとに活動を進めています。今大会では、この1年の活動を振り返り、環境変化も踏まえながら、「20182019年度運動方針の補強」を提案します。
そして、確認された方針をもとに、加盟労組の連携をさらに深め、電機産業の発展と勤労者の生活改善に向けて、その役割を担い、加盟労組の拠り所として頼りにされる産別運動を推進していきます。
推進にあたっては、みんなで企画し、運営し、参加していくことで、チームワークをより強固にしていくとともに主体性をもった活動を展開していきます。

  

   

2018・2019年度基本方針 〕

T.公正な労働環境の実現に向けて(生活の質的改善に向けて)

2019年4月より働き方改革関連法の施行が始まりました。長時間労働の是正につながる着実な「働き方改革」を推進していくためには、トップダウン・ボトムアップ両面での取り組みが必須であり、労使が日々奮闘している状況にあります。
 その他にも、同一価値労働同一賃金に関する法(2020年4月施行)など、労働条件に影響する法律が施行されます。ワーク・ライフ・バランスの実現、エイジフリー社会の実現をめざし、多様な人材が活躍できる環境整備を進めるために、勉強会や積極的な情報交換を実施し、法令遵守はもとより、労働協約交渉などにつなげていきます。
 また、労働環境の基本となる安全衛生や福利厚生についても情報交換を行ないながら、労働環境の向上に努めていきます。
 生活の質的改善に向けては、自主福祉活動の取り組みなどを推進します。

 U.組織強化・拡大に向けて

2019年1月から「ナカヨ労働組合」が電機本部直加盟となり、われわれの仲間に加わりました。組織の拡大が、群馬地協の活動の活性化にもつながることを、実感しているところであり、引き続き、組織拡大委員会を設置し、本部や上部団体と連携しながら、組織拡大に取り組んでいきます。
 組織強化については、各種研修・会議を通じた役員のレベルアップを図るとともに、青年女性委員会を通じて次世代リーダーの育成に努めていきます。
 また、「拡大中堅・中小労組」「外資系企業労組」という枠組みで、より具体的な課題について論議できる場を提供し、活動のサポートを行なっていきます。
 組織強化の前提にあるのは、組合と組合員の日頃からの連携による信頼関係です。FACE TO FACEの活動を強化していくことで、組織強化につなげていきます。
 

V.公正な社会の実現に向けた社会運動について

組合員の幸せづくりのためには、安全・安心で暮らしやすい社会の実現が不可欠です。第19回統一地方選挙において「久保田たかし」組織内議員の再選を果たすことができました。当該労組はもちろん、加盟組合一丸となった支援活動ができたことが大きな成果であったと認識しています。一方で、参議院議員選挙については、「石上としお」議員の再選がかなわず惜敗となりました。電機連合として参議院比例代表選挙で初めて組織内議員の議席を失ったことを極めて重く受け止め、今後に向けた総括をしていかなければなりません。
 今回の選挙においても投票率が極めて低く、政治離れが進んでいることは大きな課題です。あらためて、組合役員の理解をさらに深め、日頃から組合員への周知活動に努めることで、政治離れを抑制することにつなげていきます。

W.「連合群馬」・「福祉事業団体」との連携強化に向けて

安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、連合群馬および各地域協議会の活動に積極的に参画し、中核産別としての役割と責任を果たしていきます。また、労働者福祉協議会や労働金庫、こくみん共済coop〈全労済〉、群馬トラベルセンターなど福祉事業団体と連携し、組合員の福祉向上を図っていきます。 


具体的活動

T. 公正な労働環境の実現に向けて

U. 組織強化・組織拡大に向けて

V. 公正な社会の実現に向けた社会運動について

W. 「連合群馬」・「福祉事業団体」との連携強化に向けて