活動紹介
2018・2019年度運動方針に関する件



はじめに
 

 

  世界経済は、先進国の着実な成長や新興国経済の回復により、緩やかな成長が続いています。日本経済も回復傾向が続いており、電機・電子産業では、車の電装化や工場の自動化、データ需要増加などを背景に、車載事業や産業向け事業、半導体事業などが特に伸長しています。今後もIoT、ビッグデータ、人工知能(AI)、ロボットなどの急速な技術の進展が、電機産業の成長の追い風となっていくことが見込まれます。一方で、米国の保護主義的な通商政策や北朝鮮・中東の動向、欧米の金融正常化の影響など、景気を下押しするリスクも顕在化しており、決して楽観できない状況にあると言えます。

  国内の景気回復を受け、群馬県内でも人手不足が深刻化しています。この状況は、景気連動型によるものだけではなく、本格的な労働力人口の減少局面を迎えるという構造的な要因の表れでもあると言われています。「誰もが意欲のある限り、本人の意思に基づき、年齢や性別・障がいの有無・ライフステージにかかわりなく、いきいきとやりがいを持って働き続けることができる社会(エイジフリー社会)」の実現を目指し、多様な人材が活躍できる環境整備を進めていかなければなりません。

  2017年闘争において、電機産業労使が「長時間労働の是正をはじめとする働き方改革に向けた電機産業労使共同宣言」を確認して以来、多くの労使が「働き方改革」に取り組んでいます。ワーク・ライフ・バランスの実現、そしてエイジフリー社会の実現に向けて基盤となる活動であり、2018年度も運動の柱として取り組んでいく必要があります。

  大きな環境変化の中で、労働者を保護していくためには、生活者・働くものの視点に立った政策・制度要求の実現が欠かせません。第25回参議院議員選挙に「石上としお」氏を組織内公認候補として擁立し、2期目の活躍をめざし、加盟組織「縦」の取り組みのさらなる強化・徹底とともに、地協での効果的な「横串」機能を加え、組織の総力を結集して取り組みます。

  2019年4月に第19回統一地方選挙が予定されています。群馬地協組織内議員である「久保田たかし」氏の引き続きの活躍をめざし、東毛地区のみならず、群馬地協の総力を活かした取り組みを展開します。

  

   電機連合は、7月に開催された第66回定期大会において、「公正な労働環境の実現」「働き方の改革」「環境保全と電機産業の発展」「社会運動の取り組み」「労働運動の効果的な展開と効率的な組織運営」「中堅・中小労組との連携・支援」などの20182019年度運動方針を確立しました。
   群馬地協においては、電機連合として確認された方針を基に、加盟労組の連携をさらに深め、電機産業の発展と勤労者の生活改善に向けて、その役割を担い、加盟労組の拠り所として頼りにされる産別運動を推進していきます。
   推進にあたっては、みんなで企画し、運営し、参加していくことで、チームワークをより強固にしていくとともに主体性をもった活動を展開していきます。

2018・2019年度基本方針 〕

T.公正な労働環境の実現に向けて(生活の質的改善に向けて)

2018年闘争の意義は、「生活不安・雇用不安・将来不安」の払拭に向け、継続した「人への投資」に取り組むとともに「働き方改革」を推進することにありました。多くの労使でその意義を共有し、一定の前進を図ることができましたが、「働き方改革」はいまだ緒についたばかりであり、各労使で手探りの状況と言えます。この取り組みを、長時間労働を抑制し、有給休暇取得を促進し、ワーク・ライフ・バランスが実現できる労働環境に結び付けていく必要があるため、地協においても積極的な情報交換をしていきます。

また、労働環境の基本となる安全衛生や福利厚生についても情報交換を行いながら、労働環境の向上に努めていきます。

生活の質的改善に向けては、自主福祉活動の取り組み等を推進します。

 U.組織強化・拡大に向けて

組織強化の基本は人であり、一定の知識やコミュニケーション能力、リーダシップを備えた人材の育成が重要です。新役員研修や各種会議などを通じて役員のレベルアップを図ると共に、青年女性委員会を通じて次世代リーダーの育成に努めます。

また、より具体的な課題の共有を行い組織強化につなげる目的で、「拡大中堅・中小労組」「外資系企業労組」という枠組みで、論議の場を提供し、活動のサポートを行っていきます。

組織拡大については、組織拡大委員会を設置し、活動がより活性化するよう取り組むと共に、本部や上部団体と連携したきめ細かい丁寧な対応を心がけて進めていきます。
 

V.公正な社会の実現に向けた社会運動について

組合員の幸せづくりのためには、安心できる社会の実現が不可欠です。そのため労働組合は、社会貢献活動や、政策・制度実現の取り組みを行っています。組織内議員をはじめ上部団体である連合群馬や連合議員懇談会との連携を図りながら、安心できる社会の実現を目指します。とりわけこの1年のなかでは、2019年4月に統一地方選挙が実施されますので、連合群馬推薦候補者全員の必勝に向け、連合地域協議会と連携を図りながら取り組むとともに、太田市議会議員選挙においては組織内議員「久保田たかし」氏の再選を目指します。また、7月の参議院議員選挙では「石上としお」氏の2期目の当選に向け、組織力を結集し全力で取り組みます。

W.「連合群馬」・「福祉事業団体」との連携強化に向けて

安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、連合群馬および各地域協議会の活動に積極的に参画し、中核産別としての役割と責任を果たしていきます。また、労働者福祉協議会や労働金庫、全労済、群馬トラベルセンターなど福祉事業団体と連携し、組合員の福祉向上を図っていきます。 


具体的活動

T. 公正な労働環境の実現に向けて

U. 組織強化・組織拡大に向けて

V. 公正な社会の実現に向けた社会運動について

W. 「連合群馬」・「福祉事業団体」との連携強化に向けて